マズロー心理学

マズローが書いた本の中でおすすめの書籍はどれ?【マズロー研究家が主要6作品を詳しく紹介】

マズロー本
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「欲求階層」や「自己実現」でもお馴染みの心理学者アブラハム・マズロー。

そんなマズロー自身が書いた本のなかで、おすすめの本はどれなのか?

この疑問にお答えすべく、今回はマズロー書籍の主要作品の内容をサクッとまとめてご紹介させていただければと思います。

マズローが書いた本の中で日本語訳され出版されている本は全部で6冊あるのですが、このコラムを読むことで、自分にピッタリのマズロー書籍をお選びいただければ幸いです。

1.『人間性の心理学』

 

人間性の心理学出典:amazon.co.jp

 

まず最初にご紹介するのは、『人間性の心理学』です。

こちらの原題は『Motivation and Personality』となっており、日本語版でも副題が「モチベーションとパーソナリティ」とされていますね。

元々の英語版は1950年に初版が発行され、その後1970年に第二版が出版され、日本ではその第二版が1987年に産能大出版部から出版されました。

 

この本は、日本で出版されたマズロー書籍の第一作目であると同時に代表著作の一つと言える書籍で、マズロー心理学の基礎が詰まっています

したがって、マズロー心理学に触れてみたい方は絶対に読んでおくべき一冊だと個人的には思っており、どれを買おうか迷ったらまずこの書籍を買うのがオススメです。

 

マズロー理論のおおもとにある「欲求階層」の話が詳しく書かれているのもこの本になり、「マズローを知ろう!」シリーズの一作目である電子書籍『マズロー心理学と欲求階層』を僕が書いた際にも、この書籍をベースにして書いています。

『人間性の心理学』の内容は、科学全般や心理学全般についての話に始まり、動機づけ理論・行動論・認知論や基本的欲求の話、精神的な病・心理療法や健康、また破壊性や愛情についての話など多岐にわたっています。

生理的欲求などの基本的欲求について最も詳しく説明されているのもこの本です。

また、自己実現に関する記述も多くあり、自己実現の研究方法の詳細や、自己実現的な人物の特徴や欠点についても詳しく書かれていますね

そういった意味でも、マズローへの関心がある方は是非とも手にとって欲しい書籍なのですが、ただし、ページ数が551ページあり、文字数も約38万字あるので全部読むのはなかなか根気がいるかもしれません(一般的なビジネス書の平均文字数は12万字と言われています)。

 

ちなみに、参考に目次を引用させていただくと、下記のような内容です。

 

目次抜粋

第1章 科学への心理学的アプローチ
第2章 科学における問題中心的傾向対手段中心的傾向
第3章 動機づけ理論序説
第4章 人間の動機づけに関する理論
第5章 心理学理論における基本的欲求満足の役割
第6章 基本的欲求の本能的性質
第7章 高次の欲求と低次の欲求
第8章 精神病理の発生と脅威の理論
第9章 破壊性は本能的なものか
第10章 行動の表出的要素
第11章 自己実現的人間ー心理学的健康の研究
第12章 自己実現的人間における愛
第13章 個人と人間の認知
第14章 動機づけられていない無目的な反応
第15章 心理療法、 健康、 動機づけ
第16章 正常、健康、価値
付録A 心理学への積極的なアプローチによって生まれる諸問題
付録B 人格研究の全体的ー力動的理論

 

こういった章の名前でピンとくるものが多いかどうかも、どのマズロー書籍を選ぶかのご参考にしていただくものいいかもしれませんね。

 

こんな方にオススメ

・マズロー心理学を基礎からしっかり学びたい!
・基本的欲求と自己実現について詳しく知りたい!
・どの書籍を読んだらいいか悩んで決められない!

 

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2.『完全なる人間』

 

完全なる人間出典:amazon.co.jp

 

二つ目にご紹介するマズロー書籍は、誠信書房から出版されている『完全なる人間ー魂のめざすものー』という本になります。

原題は『Toward a psychology of being』で、簡約すると「存在心理学へ向けて」と訳せるでしょうか。

初版は1962年にアメリカで発行され、その第二版の出版が1968年にされており、当時は20万部も売れ心理学の書籍としては異例の大ベストセラーになったようですね。

日本においても初版は1964年に出されていますが、第二版が出版されるのは1998年になってからで、現在入手できるのはこの第二版になります。

 

この『完全なる人間』は、内容としては一作目の『人間性の心理学』の続編になり、心理学論、動機論、価値論、欲求階層、自己実現などについて網羅されています。

また、こういった基礎の話題をベースに展開される「成長と安全」についての考察や「欠乏動機と成長動機」の話もとても読みごたえがある一方で、個人的には「知ろうとする欲求」についての解説も是非ご一読いただきたい内容ですね。

それと同時に、自己実現における重要な要素である「創造性」「至高体験」「B価値」「B認識」について詳細に語られているのもこの書籍になります。

したがって、マズローの語る自己実現をしっかり把握したいのであれば読まずにはいられない重要書籍と言えると思います。

 

ちなみに、量的な話で言えば、ページ数は342ページで、文字数も約20万文字なので、比較的読みやすい文章量になっており、各章立ては以下のようになります。

 

目次抜粋

第1章 緒言 健康の心理学へ
第2章 心理学が実存主義者から学び得るもの
第3章 欠乏動機と成長動機
第4章 防衛と成長
第5章 知ろうとする欲求と知ることのおそれ
第6章 至高経験における生命の認識
第7章 激しい同一性の経験としての至高経験
第8章 B認識の危険性
第9章 概括されることに対する抵抗
第10章 自己実現する人における創造性
第11章 心理学のデータと人間の価値
第12章 価値、 成長、 健康
第13章 環境を超えるものとしての健康
第14章 成長と自己実現の心理学に関する基本的命題
付録A われわれの発表や慣習は、 個人的心理学にとって適当であろうか
附録B  規範的社会心理学は可能であるのか

 

こんな方にオススメ

・マズロー心理学を正しく把握したい!
・自己実現についての理解を深めたい!
・人として成長し続ける人生を歩みたい!

 

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3.『創造的人間』

 

創造的人間出典:amazon.co.jp

 

マズローの三作品目は『創造的人間―宗教・価値・至高経験』という書籍になります。

この本は1964年にアメリカで『Religion,values and peak-experience』という原題で出版され、これを邦題のサブタイトルにした日本語訳が1972年に誠信書房から出されています。

 

メインの話題はサブタイトルそのままの内容で、特に宗教と至高経験について詳しく書かれているのが特徴です。

全体的に宗教的、あるいは哲学的な記述が多いので、そういった事柄に興味ある方は楽しんで読み進められますし、宗教や哲学にあまり興味がなくても、本書で語られている既存の宗教への批判自由に関するマズローの見解に触れると「たしかにな~」「なるほどね~」と思わずうなずいてしまう面白い意見がたくさんあります。

 

また、それと併せて語られる現代教育の問題点マズローが考える理想的な教育についての話もとても興味深い話題で、社会で当たり前のように受け容れられている「倫理」や「道徳」という事に関して今一度考え直すキッカケを与えてくれる名著です。

 

ページ数も230ページとマズロー書籍の中でも二番目にコンパクトなサイズ感なので、そういった意味では読みやすいと言えるかもしれません。

価格も1,200円程度で、全マズロー書籍の中でも一番リーズナブルな値段で手に入れることができるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

 

この書籍の目次は以下になります。

 

目次抜粋

第Ⅰ部
1 はじめに
2 科学と宗教の二分
3 「宗教の核心をなす」経験あるいは「超越的」経験
4 超越的経験にたいする組織化の危険
5 希望と懐疑と人間の高次の本性
6 科学と宗教的自由主義者と非有神論者
7 価値ぬきの教育でよいのか
8 結び

第Ⅱ部
1 至高経験の宗教的側面
2 第三の心理学
3 至高経験についての民族中心的な語法
4 至高経験においてえられる知識の妥当性は何か
5 『人間的価値における新しい知識』への序文
6 熱狂的・同型的伝達
7 至高経験における知覚としてのB価値
8 好条件のもとでは退行価値よりも成長価値の方をとる自然主義的理由
9 B分析の一例

第Ⅲ部
1 自己実現としての創造性

 

こんな方にオススメ

宗教や哲学、倫理や道徳に興味がある!
・至高経験についてしっかり把握したい!
・現代の教育のあり方に疑問をもっている!

 

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4.『完全なる経営』

 

完全なる経営出典:amazon.co.jp

 

マズローが書いた書籍で日本で出版された四作品目が『完全なる経営』という書籍なのですが、この本はもともと『自己実現の経営』というタイトルで出版された本の内容を増量して2001年に日本経済新聞出版より出されたものです。

1998年にアメリカで出版された原題は『Maslow on Management』で、その名の通りマネジメントをメインテーマにした経営論に関する書籍になります。

 

マズローは、1962年にカリフォルニア州にある電子機器を製造する会社の従業員の調査をするのですが、そこでの経験を通してそれまで自身が行ってきた対個人への心理学という枠組みを更に広げることを試みます。

それは、「産業心理学」や「経済心理学」や「社会心理学」といったような分野に自身の心理学のすそ野を広げる取り組みでもありました。

その調査の中で編み出した経営論や組織論やマネジメント理論をまとめたのが『完全なる経営』という本になります。

 

内容は、いわゆる仕事全般に関わるものになっていて、特にマズローが語るリーダーシップ論・モチベーション理論、あるいは経済に関する考察は、ビジネスマンはもちろん学生や主婦が知っても日常で活かすことができるような本質的な話になっています。

そして、何と言ってもそこから展開される理想的な社会のあり方に関する話と、ドラッカーやマクレガーの理論をベースにマズローが構築した「Z理論」は、現代社会にはびこる多くの問題の解決の糸口を示してくれる素晴らしい内容だと個人的には思っています。

同様に、マズローが語る組織と個人におけるシナジー(相乗効果)についての見解も、僕たちの世界観をひろげ大切な気づきや新たな発見をもたらしてくれる内容です。

ちなみに、拙著『心の底から「やりがい」を感じられる仕事の見つけ方』の内容も、この『完全なる経営』を中心に据えています。

 

そういった意味でも、仕事や労働に関して現在何かしらの壁にぶつかっている方には本書を読むことを強くオススメしたいですし、またマズローが語る「正しい消費者のあり方」「情報や広告に踊らされる弊害」「税金に対する捉え方」などの話は、これからの時代を賢く生きる上で大切な視点を与えてくれるでしょう。

 

『完全なる経営』は、6冊の中でただ一つ電子書籍化されているというのも、手に取りやすいポイントかもしれませんね。

なお、本書には、マズローの書いた文章だけでなく、マズローと親交のある経営者やマズローの経営論に影響を受けた人物のインタビューが掲載されていたり、マズロー以外の人物が描いたコラムも載っていたりするので、そのような点でも他の書籍とだいぶ毛色の違う一冊になっています。

 

以下、目次の一部抜粋になります。

 

目次抜粋

・義務、仕事、使命に対する自己実現者の態度
・欲求階層レベルに応じた経営管理原則
・進歩的な経済活動と経営管理
・成長に向かう力と退行に向かう力のバランス
・職場における自尊心に関する覚え書き
・心理的健康と優れた管理者・監督者・職長との関係
・進歩的な経営管理に関する覚え書き
・シナジーに関する覚え書き
・リーダーシップに関する覚え書き
・創造性に関する覚え書き
・利益、税金、コスト、金銭、経済学等を再定義するための覚え書き
・セールスパーソンと顧客
・社会改善論ーゆっくりと革命を実現する理論

 

こんな方にオススメ

・マズローの理論をいまの仕事に活かしたい!
・職場の人間関係を改善したい!
・転職、起業、副業を検討している!
・資本主義や社会経済についての理解を深めたい!

 

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5.『可能性の心理学』

 

可能性の心理学出典:amazon.co.jp

 

五冊目のマズロー書籍は、1971年に川島書店から出版された『可能性の心理学』で、原著1966年に出版された『The psychology of science』です。

ここで、一つ残念なお知らせがあります。

それは、本書は現在絶版になっており在庫も流通していないため、中古でしか手に入れられないということです。

しかも、中古品ですらネットでも見つけられない状況で、非常に入手困難な書籍になっているんです。

したがって、その点も踏まえてこの本の紹介をお読みいただければ思います。

 

とはいえ、実は『可能性の心理学』が現在手に入りにくい理由の一つに、内容が少々マニアックであるが故にニーズが少なすぎたことが挙げられるのではないなかなと個人的には思っています。

というのも、本書では主に心理学全般の内容が語られており、当時の心理学への批判や学会・学術といったアカデミックな分野に関するテーマが多いのです。

なので、どちらかというと一般大衆向けではない傾向がかなり強い書籍ということを配慮すれば、他のマズロー書籍と比べても自ずと必要優先順位は低くなりがちなのかなと思います。

 

もっとも、そうは言えるものの心理分野に携わる人や学者・研究職といった立場ではない人が読んでも面白いと感じる話題は少なくありません

特に、マズローが語る「経験によって得られる知識」と「知識としてだけ得られる知識」の話は、私たちが自分らしい人生を歩む上では欠かすことができないと言える程の大切なエッセンスを教えてくれる内容です。

ましてや、情報化社会と言われて久しい昨今、テクノロジーや通信技術の発展により更に情報が溢れかえる世の中においては、「与えられる知識としてそれを知ること」と「実際に自分で経験することを通して理解すること」の間に隔たる壁についてのマズローの考察は一見の価値があります。

 

また、本書で触れられている「具体と抽象」についての理論も、何かを学んだり新しいことを始める際に知っておくべき叡智が隠れています。

さらに、他のマズロー書籍と重複している内容も一部あるものの、その一方で本書でしか語られていない内容ももちろん多くあり、特に「認知」に関する話は多くの人々に知ってほしい内容です。

そういった意味では、ページ数こそ228ページと6作品の中で最も少ないですが、どうにかして本書が一般流通する機会が復活したらいいなと個人的には思っています。

 

そんな『可能性の心理学』の目次は以下のような内容です。

 

目次抜粋

1.機械論的科学と人間の科学
2.人間を知ることー科学者の課題
3.恐れと勇気の条件下における認知欲求
4.安全の科学と成長の科学ー防衛としての科学
5.ひとの予知とコントロール?
6.経験的知識と傍観者的知識
7.抽象化と理論化
8.包括的科学と単純化する科学
9.ゆたかな意味と抽象的な意味
10.道徳的科学と統制的科学
11.科学の模範としての対人的〈われーなんじ〉知識
12.没価値的科学
13.知識の段階、水準および程度
14.科学の非聖化と再聖化

 

こんな方にオススメ

・マズロー心理学を隅から隅まで全て網羅したい!
・立派な科学者、研究者、学者、教師になりたい!
・知識や情報をちゃんと自身の経験として腑に落とし血肉にしたい!

 

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6.『人間性の最高価値』

 

人間性の最高価値出典:amazon.co.jp

 

マズロー書籍の最後を飾る六作品目は、誠信書房から1973年に出版された『人間性の最高価値』という本です。

本書は1971年に『The Farther Reaches of Human Nature』というタイトルで出版されたもので、これまでのマズローの心理学者としての取り組みの集大成とも言える位置付けの超重要書籍になっています。

 

実は、本書はこれまでの書籍を含め後年の論文のとりまとめとして企画されたものなのですが、その書籍の出版前にマズローは1970年に急逝してしまうのです。

マズローの死後、その仕事を受け継いだ関係者とマズローの家族が協力することで出版されたのが『人間性の最高価値』であり、そういった意味でも非常に価値あるマズローの遺作とも言えるような貴重な一冊だと思います。

 

そのような背景と意図のもとつくられた本なので、ページ数も481ページ、文字数も38万文字となっていて、一作目の『人間性の心理学』と同様にマズロー書籍で最もボリュームのある作品になっています。

そのため、マズロー心理学をしっかりと網羅したい場合はもとより、マズローの語る自己実現・自己超越を実際に生きて真に精神的に豊かな人生を謳歌したいという人は必読の書と言えると思います。

 

内容に関しても、これまでの五作品のなかでも重要度の高い大切な話題をすべてピックアップしていおり、その上でそれらについて更に深い考察にまで踏み込んでいます。

特に、心の健康、自己実現、仕事、教育、社会、価値と存在、超越などといったあらゆる事柄を総合的にまとめて論じられている「Z理論の完成形」は、マズローが死ぬ間際まで全精力を注いだ彼の叡智の結晶ともいえる内容になっています。

 

そういった意味でも本書は、僕たちひとりひとりが個人的な幸せを手にするためにも、あるいは自分の周囲の人々も含めた社会全体としての幸福なあり方を実現する上でも、絶対に知っておくべき本質的かつ普遍的な真実が語られている名著と言えるでしょう。

したがって、この本を読まずしてマズローを語るなんて言語道断だと思いますし、本書をしっかりと読み込んでもいないのにマズロー心理学や彼の理論について知ったようなことを言う人は、愚か者の極みだとすら僕は言いたいです。

 

熱がこもり思わずキツイ言い方になってしまいましたが、そんなマズローの叡智がぎっしり凝縮された『可能性の心理学』の目次が、以下になります。

 

目次抜粋

◆第一部 健康と病気
第1章 人間主義的生物学
第2章 人格成長の失敗としてのノイローゼ
第3章 自己実現とその彼岸

◆第二部 創造性
第4章 創造的態度
第5章 創造性への全体論的アプローチ
第6章 創造性に対する情緒的障害
第7章  創造的な人びとに対する欲求

◆第三部 価値
第8章 事実と価値の統一
第9章 存在心理学に関するノート
第10章 人間価値に関するシンポジウムよりの論評

◆第四部 教育
第11章 知る者と知られる者
第12章 教育と至高経験
第13章 人間主義教育の目標と意味

◆第五部 社会
第14章 社会および個人におけるシナジー
第15章 規範的社会心理学者のための質問集
第16章 シナノンとューサイキア
第17章 ユーサイキア経営法
第18章 低次不平、高次不平、メタ不平

◆第六部 存在認識
第19章 無邪気の認識
第20章 続、認識について

◆第七部 超越と存在心理学
第21章 超越のさまざまな意味
第22章 Z理論

◆第八部 高次動機
第23章 高次動機の理論ー価値生活の生物学的基礎ー

◆付録
付録A 「宗教・価値・至高経験」によせる批評
付録B 人間以外の霊長類のもつ性的支配的行為と心理療法を受けている患者のもつ幻想との類似点
付録C 二つの異なる文化圏における青少年犯罪
付録D 判定のための基準は本能のようなものであることが必要

 

こんな方にオススメ

・自分本来の人生を味わい尽くしたい!
・本当の意味で豊かで幸せな人生を送りたい!
・実りある有意義な日々を思う存分堪能したい!
・ありのままの自由を謳歌し真に幸福な自分を生き切りたい!

 

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まとめ

 

マズロー顔

さて、マズロー書籍の主要六作品を紹介は以上になります。

『完全になる経営』を監訳された金井壽宏さんは、書籍の解説で次のように話されています。

 

「だれもが知っていて、そのだれもが実際には読んでいないのが「古典」の定義だとしたら、実に情けなくもあり(とくにそれが日本語でも読める場合には)、とてももったいない話である。マズローの主著はかなり訳されているのに、私たちはそれを手にするより、解説 書や教科書の中で、自己実現や欲求階層説について中途半端に学ぶことが多い。」

 

僕も、この金井さんのご意見に深く賛同します。

しかし、そうは言っても、マズローが書いた書籍に触れるのは少々ハードルが高いというのも実際問題としてあります。

いずれもその内容が難しいという意見もありますし、ここまでで触れたようにボリュームも少なくないというのが実情です。

したがって、読み始めても途中で挫折したりする方も多いよう…。

しかし、そこで離れてしまうには惜しいほどの魅力がマズロー心理学には眠っています。

むしろ、真の自己実現を果たしたのであれば、完読しろとは言わないので最低1冊でも手に取ってみて、実際のマズローの世界観に触れて欲しいと思います。

そして、言わずもがな、最も望ましい選択は、すべての書籍を読んでみることでしょう

漫画だってアニメだって、最初の一巻や一話目だけを読んでも、その作品の真価は分かりませんよね。

僕はワンピースやスラムダンクが好きなのですが、もし知人がその一巻を読んで「つまんねえ」と匙を投げれば、「いやいやチョット待って!」と言いたくなると思います(笑)

これと同じで、マズロー書籍はやはりすべての著作を読んで初めてひとつながりの大秘宝になり、それを徐々にでも構わないので自分に吸収することで自己実現へと向かうダンコたる決意ができ、堂々と天才ですからと言える程の揺るぎない信頼感とともに、最終的に自分の自由を謳歌する海賊王になれるのだと思います。

 

なんだか、最後はムリヤリまとめた感が満載ですが(笑)、このコラムとの出会いを機会にぜひ、マズロー著作とマズローの創り出す世界観に直接触れてみて下さいね。

ちなみに、マズローの著書を一度でも読んだことがあればご存じだと思いますが、マズローの文章表現はなかなかにして難解で読み解くのが容易ではないので、予習・復習として僕が書かせていただいているこちらのマズロー関連書籍を参考書替わりお使いいただくのも一つの手かなと思います。

 

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